おしゃれ染めはトーンアップがメインのカラーリング

おしゃれ染めといえば、基本的にはバージンヘアや
黒っぽい髪などを明るく染めるイメージがあるかと思います。

 

大体そのイメージ正解です!

 

おしゃれ染めは明るくすることメイン、白髪染めは明るくするのと暗くするのが同時

 

おしゃれ染めの場合はアルカリカラー剤を使って、
トーンアップをしながら色素を入れる形になります。

 

脱色しつつ黄色や赤味やオレンジ、
緑(マット)や青み(アッシュ)などの色を毛髪内部に浸透させるイメージです。

 

もともとの髪の色素を抜くことで明るくするため、使う薬剤はアルカリ度が高いのが特徴です。

 

ただし、明るくすることがメインの薬剤なので染料が少ないため
白髪などには色がほとんど入りません。

 

対して、白髪染めはトーンアップとトーンダウンを同時に行う薬剤を使います。
そのための薬剤はいろいろあり、アルカリの高いものから酸性に傾いた薬剤など様々です。

 

カラー剤の種類にもよりますが、白髪に合わせたカラー剤は
白髪に色をいれるために染料が多く入っているため、
明るくするパワーが低いものがほとんどです。

 

 

放置時間に注意が必要なパターン

市販のアルカリカラーを使って自分で染める場合の注意点があります。

 

それは、薬剤を髪につけてからの放置時間。

 

おしゃれ染めのカラー剤の特徴として、
時間をおけば置くほど明るくなりやすく、
特に地肌近くの体温の近い部分が明るくなりやすいということです。

 

対して、白髪染め用のアルカリカラーの場合は逆で
時間をおけば置くほど色が暗くなってしまう特徴があるのです。

 

 

髪質によって染まりやすい染まりにくいというのはあると思いますが、
放置時間はパッケージに書かれている時間を守ることが大切です。

 

最近の市販のカラー剤には、ある程度のトーンまで行ったら
それ以上明るくなったり暗くなったりしないものも出てきてはいますが
時間をおけば置くほど髪は痛むということは忘れないでくださいね。